歴史文化ライブラリー 90
ヒトラーのニュルンベルク
第三帝国の光と闇
著:芝 健介
紙版
内容紹介
第二次大戦後、ナチスの戦争犯罪を裁く国際法廷が開かれた街ニュルンベルク。だが、この古都はヒトラーに愛され、ナチ党全国大会開催地としてドイツの現代史をになっていた。壮大な光のページェントを現出したナチスの祝祭空間。その背後で展開されたユダヤ人の強制移送。大衆運動としてのナチズムを多角的に論じ、「ヒトラーの時代」を改めて考える。