序章 研究の現状と問題の所在/国司制・国制の成立(国司制の成立〈国司制・国宰制の形成過程/国司制・国宰制における官司と官職/大宰と総領について〉/令制国の成立〈天武天皇期の国境画定について/地方行政組織としての国表記/律令制度と「国」/国造から令制国へ〉以下細目略)/国府の成立と展開(行政体としての国府/八・九世紀の国府構成員)/中央集権体制と道制(計会帳に見える八世紀の文書伝達/七道制と日本の律令制国家運営/山国の交通と東山道/律令制形成期の往来と道制)/国制の変容と単位としての国の固定化(国の設置・併合と格付けの変化/行政体呼称としての「国」―「国司」から「国」へ/一国を単位とした行政の展開/平安中後期の「国」と「館」―地方における権威をめぐって)/日本における律令制地方支配と「国」