はしがき―本書の課題/序章 開国レトリックの克服/異国船打払いと仁政の相剋(海防という外国人隔離策/補論 中学校社会科教科書に見る鎖国と開国/異国船打払令の布告問題と漂流民救助―江川家文書「異国評議書」より/文政八年八戸領の異国船体験―領主の対応と領民の関心)/開港と内戦の混乱からの回復(明治維新期旅券制度の基礎的研究/箱館における生糸・蚕種紙改印制度とその影響/盛岡藩御用商人伊勢屋朝吉の戊辰戦争/明治新政府による三陸地方の秩序回復と復興策―明治二年宮古湾鍬ヶ埼における蚕種紙密輸事件から)/外国船救助と漂流民送還の近代化(外国船救助の近代化―明治六年アメリカ蒸気船エリエール号塩屋埼沖沈没事件/明治新政府の外交体験と条約理解―明治三年不開港場規則・難船救助心得をめぐって/漂流民救助と送還の近代化)/あとがき