上智大学法学叢書 41
法人における悪意判断の法的構造 上智大学法学叢書 第41巻
著:溝渕 将章
紙版
内容紹介
法人にかかわる自然人のうち誰が悪意の場合に,法人が悪意とされることになるのか。それを判断する基準や構造について,我が国の学説を振り返るとともに,ドイツとの比較法的検討を行い,日本法への新たな示唆を提供する。
目次
第1部 法人における分業的組織構造と「悪意の効果帰属」
第1章 日本法の理論状況
第2章 ドイツ法Ⅰ──BGB166条1項と悪意の効果帰属
第3章 ドイツ法Ⅱ──担当者の悪意と法人の法律関係
第4章 ドイツ法Ⅲ──非担当者の悪意と法人の法律関係
第5章 ドイツ法の分析と日本法への示唆
第2部 親子会社における悪意判断の法的構造
第1章 問題の所在
第2章 ドイツ法における議論の展開
第3章 日本法への示唆
ISBN:9784641233287
。出版社:有斐閣
。判型:A5
。ページ数:280ページ
。定価:4400円(本体)
。発行年月日:2024年03月
。発売日:2024年03月28日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LNB。