出版社を探す

単行本

BEPSとグローバル経済活動

編著:中里 実
編著:太田 洋
編著:伊藤 剛志

紙版

内容紹介

タックスヘイブン等を利用した租税回避が活発化し,各国法人税源の深刻な浸食を招いている。OECDは2015年にいわゆるBEPS問題に対処するための行動計画を最終報告として公表した。本書では最終報告を素材に国際課税理論・実務の最先端を考察する。

目次

1 一般的租税回避否認規定とナチスドイツ(中里 実)
2 企業結合型インバージョンと米国新インバージョン規制(太田 洋)
3 富裕層の海外移住と国外転出時課税制度の創設(太田 洋・飯永大地)
4 行動2:ハイブリッド・ミスマッチ・アレンジメントの無効化(伊藤剛志)
5 行動3(有効なCFC税制の構築)最終報告書(藤谷武史)
6 行動5:有害な税制への対抗(渕 圭吾)
7 行動6:不適切な状況での租税条約の特典の付与の防止(園浦 卓)
8 行動7: 人為的なPE回避の防止(野田昌毅)
9 行動8─10:移転価格の帰結と価値創造との整合(水島 淳)
10 行動13:移転価格文書化(中村真由子)

著者略歴

編著:中里 実
東京大学教授
編著:太田 洋
弁護士
編著:伊藤 剛志
弁護士

ISBN:9784641227279
出版社:有斐閣
判型:A5
ページ数:338ページ
定価:5400円(本体)
発行年月日:2017年11月
発売日:2017年11月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:LNU