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有斐閣ストゥディア

質的社会調査の方法

他者の合理性の理解社会学

著:岸 政彦
著:石岡 丈昇
著:丸山 里美

紙版

内容紹介

「他者を理解する」とは,どのようなことなのか。社会調査がますます重要視されるなか,第一線で活躍する研究者が手の内をすべて明かし,質的調査の醍醐味を伝える。初学者から一般読者まで,読みながら熱気とおもしろさを体感できる,新しい教科書。

目次

序 章 質的調査とはなにか(岸政彦)
 1 社会学と社会調査
 2 社会学における「データ」とは何か
 3 量的調査と質的調査
 4 質的調査とは
 5 「質的」とはどういうことか
 6 「他者の合理性」の理解社会学
第1章 フィールドワーク(丸山里美)
 1 フィールドワークとは
 2 テーマ設定
 3 フィールドワークをする
 4 データ分析と論文の執筆
 5 フィールドワーク──まだ見ぬ他者と自分と出会う
第2章 参与観察(石岡丈昇)
 1 「気分」からの立論
 2 調査の中から問題設定を立てる
 3 フィールドへの没入
 4 論文執筆
 5 参与観察──リアルタイムの社会認識
第3章 生活史(岸政彦)
 1 人生の語りを聞く
 2 生活史調査の歴史
 3 実際にやってみる
 4 生活史を「研究」する
 5 最後に──生活史は「それ自体で面白い」
ブックガイド(石岡丈昇・丸山里美)

著者略歴

著:岸 政彦
龍谷大学社会学部社会学科教授
著:石岡 丈昇
北海道大学教育学部准教授
著:丸山 里美
立命館大学産業社会学部准教授

ISBN:9784641150379
出版社:有斐閣
判型:A5
ページ数:272ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2016年12月
発売日:2016年12月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB