第一章 麒麟が正統の象徴だった時代から麟鳳の時代へ
漢代の霊獣:麒麟・鳳凰そして四神/『漢書』と麟鳳/『史記』封禅書に示された霊獣/四神をめぐる動向/四神の意味づけと緯書 ほか
第二章 西王母活用時代の霊獣
『漢書』の霊獣/『後漢書』の霊獣/『三国志』の霊獣/『晋書』の霊獣
第三章 南北朝隋唐の霊獣先天八卦方位出現後
『宋書』礼志と霊獣―晋朝評価/『魏書』と霊獣/『隋書』と麟/『旧唐書』と麟趾/いわゆる「四神」観の消滅/鳳凰他の霊獣/麟徳殿と儒仏道 ほか
第四章 神道(参道)と霊獣
関野貞・竹島卓一・北京山本照像館の帝陵調査/東京大学東洋文化研究所蔵ガラス乾板中の「昭和6年東陵調査」/『旧唐書』・『新唐書』・『宋史』・『金史』・『元史』・『明史』・『清史稿』に見える霊獣 ほか
第五章 清朝東陵・西陵の神道(参道)とその入口石牓に見える霊獣《その一》
墓前神道に獣列ができるまで:墓葬施設内の霊獣
第六章 清朝東陵・西陵の神道(参道)とその入口石牓に見える霊獣《その二》
清朝東陵・西陵/明陵/唐陵/南朝梁陵/戦国墓
第七章 至聖文宣王と張天師 付:仏殿と大雄殿
至聖文宣王/衍聖公/正一真人/天師/関連用語としての「正一」と「道教」/道教/仏殿と大雄殿/灯籠と香炉 ほか