季刊考古学・別冊48
東海と古墳時代の東西交流―海から川へ、海の道と山の道―
序文 東海にみる古墳研究の意義―地域研究としての方法と可能性―(中井正幸)
総論 東海の古墳時代研究にみる交流とその特質(早野浩二・島田崇正)
第一章 触れ合う地域、混ざり合う集団
伊勢湾沿岸地域の北陸系土器(石井智大)
東海の前方後方墳―駿河を中心に―(佐藤祐樹)
土師器宇田型甕の移動とその背景―東日本編―(早野浩二)
美濃における律令期集落の形成と変遷(島田崇正)
【コラム】飛騨の弥生から古墳へ―上切寺尾古墳群の調査成果から―(三島誠・磯貝龍志)
第二章 時代を象徴する技術の受容過程
東海における鍛治技術の系譜と伝播(樋口太地)
馬と渡来人、港津と地域開発(早野浩二)
荒尾南遺跡からみた古墳時代の木工体制(鶴来航介)
東海における須恵器生産技術の伝播・受容(大西遼)
【コラム】地中レーダー探査結果と微地形表現図を用いた調査事例(岡田勝幸)
第三章 古墳文化の伝播
伊勢湾・三河湾周辺における埴輪の受容と展開(酒井将史)
東海の竪穴式石室の系譜と地域性(髙松雅文)
西三河から見た石室の渡来(森泰通)
横穴式石室と諸要素からみる伊勢湾沿岸域の東西交流(宮原佑治)
【コラム】船来山古墳群とこども学芸員の取り組み(恩田知美)
第四章 東西の結節地、大動脈として
熊田山北古墳群の馬具と古東山道(諫早直人)
東濃の古墳分布と古代の道(澤井計宏・砂田普司)
神坂峠と古墳時代の尾張(中里信之)
【コラム】岐阜県立関高等学校の授業と部活動(林直樹・可児奈緒美)
第五章 東日本と西日本の視点から
東日本からみた東海の石製模造品(佐久間正明)
畿内からみた東海の埴輪生産(東影悠)
西日本からみた須恵器生産(岩越陽平)
西日本からみた東海の群集墳(山田暁)
終章 考古学・古代史からの展望
古墳時代東海西部地域の特色と地域勢力(森下章司)