まえがき
第1講 血液型性格判断は妥当なのか?――「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」
はじめに
1 血液型と性格の関係:戦前編
2 血液型と気質の関係:戦後編
3 今日の心理学からみた血液型性格判断
4 おわりに
◎講間コラム01 良い経験も、悪い経験も意味がある?――「酸いも甘いも噛み分ける」
第2講 親の特徴は子にどれほど受け継がれるのか?――「血は争えない」
はじめに
1 知能の遺伝を巡って
2 性格と遺伝と環境
3 遺伝と環境はどのくらい知能と性格に影響するか
4 おわりに
◎講間コラム02 私たちはなぜ「見落とす」のか?――「灯台下暗し」
第3講 子どもは仲間からどれほど影響を受けるのか?――「朱に交われば赤くなる」
はじめに
1 子どもの発達に関する集団社会化理論
2 仲間の影響を受けやすい青年期
3 未成年者の喫煙行動への仲間の影響
4 子どもの望ましい行動への仲間の影響
5 おわりに
◎講間コラム03 カップルは似ているか?――「割れ鍋に綴じ蓋」
第4講 遊びと子どもの発達の関係は?――「よく学び、よく遊べ」
はじめに
1 遊びに関する基礎知識
2 戸外遊び時間の減少と子どもの体力・運動能力の低下
3 体力・運動能力と認知能力・学業成績の関係
4 遊びと子どもの心的発達の関係
5 遊びと子どもの社会的能力の関係
6 おわりに
◎講間コラム04 動機づけは強ければよいか?――「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
第5講 心は体にどれほど影響力をもつか?――「鰯の頭も信心から」
はじめに
1 プラシーボ効果の基礎知識
2 医師の言葉・態度のもつプラシーボ効果
3 プラシーボ効果の検出方法とその適用例
4 プラシーボ効果は客観的指標にも現れる
5 プラシーボ効果はどのように説明されるか?
6 おわりに
◎講間コラム05 火を涼しく感じることができるのか?――「心頭を滅却すれば火もまた涼し」
第6講 目立ちすぎるとなぜ嫌われるのか?――「出る杭は打たれる」
はじめに
1 自己抑制・自己主張と文化
2 「出る杭は打たれる」のルーツ:東西で異なる自己観
3 社会適応理論からみた「出る杭」
4 東西で異なる文化的自己観の源
5 おわりに
◎講間コラム06 人間愛こそ恐怖の解毒剤?――「恐怖は常に無知から生まれる」
第7講 なぜ人目が気にならないと恥さらしなことをするのか?――「旅の恥は掻き捨て」
はじめに
1 日本人は他者の世界をどうみているのか?
2 北米人は他者の世界をどうみているのか?
3 親しい他者との親密度の文化差
4 「出る杭は打たれる」と自尊心
5 おわりに
◎講間コラム07 暮らすための習慣は、どれほど深くこころに影響するのか?――「習慣は第二の天性なり」
第8講 押しつけ・強制はなぜ駄目か?――「馬を水辺まで連れて行けても、水を飲ませることはできない」
はじめに
1 報酬はヤル気を削ぐか?:アンダーマイニング効果
2 教育現場、職場におけるアンダーマイニング効果
3 アンダーマイニング効果のその後と文化差
4 アンダーマイニング効果の日本での再現性
5 押しつけは反発を誘うか?:心理的リアクタンス現象
6 おわりに
◎講間コラム08 なぜ幸せすぎると不安になるのか?――「禍福はあざなえる縄のごとし」
引用文献