はじめに
第1章 教員行政ーー養成期から採用後までの制度概説
1 学校に配置される教員の種類と仕事内容
2 教員の養成と採用:教員免許状と教員採用選考
3 教員として守らなければならない義務
4 教員行政をめぐる現代的課題
第2章 就学前教育行政と幼稚園・保育所・認定こども園ーー生涯学習の基礎を培うための制度運営
1 就学前教育制度の理念
2 幼稚園に関する制度・行財政
3 保育所に関する制度・行財政
4 「幼保一体化」を理念とした就学前教育制度改革
5 就学前教育行政に関する動向
第3章 初等中等教育行政と学校ーー学校制度の歴史的展開と初等中等教育の意味
1 初等中等教育行政の対象となる学校
2 初等教育/中等教育の区分の歴史的展開
3 戦後日本の中等教育制度の展開
4 中高一貫教育と小中一貫教育
第4章 高等教育・私立学校行政と学校ーー学校の設置主体としての「法人」のもつ意味
1 学校の設置者としての法人
2 私立学校と学校法人
3 高等教育機関と法人
第5章 特別支援教育と学校・学校外教育ーー変動する教育機会の保障と教育制度
1 特別支援教育の制度と行政
2 学校・学校外教育の境界とその揺れ動き
第6章 教育課程行政ーー学習指導要領を「使いこなす」ということ
1 「教育課程行政」の意味
2 公教育への信頼と支援の好循環の確立と学習指導要領
3 60年にわたる学習指導要領改訂の変遷
4 学習指導要領改訂のアクターとプロセス
5 カリキュラム・マネジメントと教育課程行政
6 未来社会に向けて学習指導要領を「使いこなす」こと
第7章 教育委員会と学校ーー公立学校の管理・運営
1 学校教育における「ルール」とその「運用」
2 学校の設置と管理,費用負担
3 学校管理規則
4 学校の自律的経営
5 教員の専門的能力と裁量性
第8章 学校と外部環境ーー学校と地域の連携
1 学校と地域の連携を進める2000年代の政策展開
2 学校と地域の連携に関わる近年の法改正
3 学校・家庭・地域の連携の全国化で大事にしたいこと
第9章 学校施設・学校統廃合ーー縮小社会のなかの教育環境整備
1 少子化時代の小・中学校整備
2 学校統廃合を取り巻く社会経済的状況
3 学校施設の長寿命化,耐震化
第10章 学校安全ーー「安心・安全な毎日」を当たり前にするために
1 学校安全に係る制度・行政
2 学校事故
3 学校安全といじめ・不登校
4 学校の災害安全
第11章 地方教育政治ーー教育と政治の関わりについて考える
1 なぜ地方教育政治を学ぶのか
2 教育行政における首長と議会の役割
3 教育と政治の関係をめぐる論点
第12章 地方教育行政ーー教育施策はどのように決められているか
1 地方教育行政の理念としくみ
2 教育委員会における施策の決定・実施過程
3 教育委員会の新たな取り組みと今後の課題
第13章 教育財政ーー無限の目標と有限の資源を結ぶしくみ
1 教育財政支出の概況
2 なぜ財政負担が必要なのか
3 初等中等教育に関わる財政のしくみ
4 「教育費」と「教育機会」の再考
第14章 政府間関係ーー中央政府と地方政府の関わり
1 政府間関係の概念的理解
2 地方政府の自律性
3 地方政府の政策選択
4 地方分権改革
5 出向人事
第15章 中央政府ーー全国的な教育水準保障のための条件整備
1 中央政府の役割
2 中央政府の組織
3 教育政策の企画立案の実際:教職員定数の充実に着目して
第16章 教育制度の法体系と原理ーー教育の機会均等の実現に向けて
1 日本国憲法における教育関連規定
2 教育基本法
3 「教育の機会均等」の今日的課題と思想的展開