序 章 生活経済を学ぶということ(伊藤 純)
1 生活経済学とは何か
2 私たちを取り巻く社会経済環境の変化と生活経済
3 生活現象を深くとらえ主体的生活者として生きる
第Ⅰ部 生活経済のジェンダー分析
第1章 生活の単位(粕谷美砂子)
――個人・家族・世帯とジェンダー
1 生活経済の単位としての個人と家族・世帯
2 階級構成の推移と世帯の変容
3 個人・家族・ライフコースとジェンダー
第2章 資本主義経済における生産と消費(姉歯 曉)
1 資本主義経済という呼称
2 人類が経験してきた社会を概観する:ヨーロッパを中心に
3 資本制社会と生活の変化
4 新自由主義とは何か
Column 「三歳児神話」その後(姉歯 曉)
第3章 労働環境の現状と企業の社会的責任(斎藤悦子)
1 労働環境の現状
2 最低賃金制度
3 企業の社会的責任は果たされているのか
Column 「ブラック企業」にどう立ち向かうか(佐々木亮)
第4章 家計収入・支出の構造に見るジェンダー(天野晴子)
1 家計関連統計とジェンダー
2 単身世帯の家計のジェンダー分析
3 妻の就業状況別に見た家計のジェンダー分析
4 高齢世帯の家計
第5章 自営業世帯・農家を取り巻く状況と家計(粕谷美砂子)
1 自営業世帯の家計とジェンダー
2 農家家計とジェンダー
3 家族農業経営の役割と農林漁業者等による地域活性化
Column 農村女性と起業(粕谷美砂子)
第Ⅱ部 再生産領域を問い直すジェンダー視点
第6章 生活時間とアンペイドワーク(天野晴子)
1 アンペイドワークとペイドワーク
2 生活時間で見るアンペイドワークとペイドワーク
3 アンペイドワークの評価をめぐる動向
4 日本におけるアンペイドワーク評価の試み
5 アンペイドワークの新たな評価手法の提起
第7章 福祉社会における生活の社会化と家計(伊藤 純)
1 生活の社会化とは
2 生活の社会化と新家事労働の発生
3 生活者主体の福祉社会の実現に向けて:生活福祉経営能力の獲得と発揮
第8章 格差と貧困(宮坂順子)
――生活保護世帯・母子世帯・若年非正規雇用者世帯の家計から
1 格差と貧困のとらえ方
2 生活保護受給世帯の家計
3 母子世帯の家計収支
4 若年非正規雇用者の家計
5 貧困のない世界へ
Column 離婚時の養育費の算出:簡易算定方式とは(宮坂順子)
第9章 消費者信用と家計をめぐる動向(姉歯 曉)
1 消費者信用のしくみと歴史
2 債務者のことをどう考えるべきか
Column 暮らしの再建と自立支援に向けて:いわて生活者サポートセンターの伴走型支援(藤澤俊樹)
第10章 持続可能な社会に向けた生活様式の創造(松葉口玲子)
1 現代消費生活とグローバリゼーション
2 「持続可能な社会」に向けた消費・ジェンダーの視点
3 新しい消費形態の創造:「消費」からアプローチする「生産」との協働
終 章 生活の質の向上と持続可能な社会の実現に向けて(斎藤悦子)
1 ワーク・ライフ・バランスの実現とは
2 消費者の社会的責任を考える
3 持続可能なライフスタイルの創造に向けて
参考文献
あとがき
さくいん