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放送大学教材

コミュニティと教育

著:仲田 康一
著:大木 真徳

紙版

内容紹介

教育でのコミュニティの重要性はかねてより指摘されていたが、近年では、社会問題に対する、市場や政府によるアプローチの限界が認識される中で、改めてコミュニティへの期待が高まっている。このコミュニティは地域社会を中心としつつ、それにとどまらない越境的なネットワークを指すこともあり、学校教育・社会教育においても、様々な政策や実践が展開されている。本書では、この政策・実践例を紹介し、その意義や課題を理論的に把握することを目指す。

目次

1.コミュニティと教育をいかに捉えるか 2.戦後教育の流れの中での教育とコミュニティ 3.「開かれた学校」づくりの政策と実践 4.地域コーディネーターとコーディネート機能 5.学校の教育課程と地域社会(1)地域独自の教育課程  6.学校の教育課程と地域社会(2)総合的な学習の時間  7.コミュニティ・スクールの制度化と実践の展開:「開かれた学校」から「地域とともにある学校」へ 8.コミュニティづくりと子どもの参加 9.地域社会における学習を支える集団・団体 10.地域社会の学習拠点としての施設 11.地域社会における学習の支援者 12.コミュニティにおける教育と文化 13.コミュニティにおける教育と福祉 14.越境的な教育コミュニティの可能性 15.コミュニティと教育の今後をどう展望するか

ISBN:9784595324437
出版社:放送大学教育振興会
判型:A5
ページ数:248ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2024年03月
発売日:2024年03月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNA