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放送大学教材

経済社会を考える

消費・産業の様式とアンサンブル

著:坂井 素思
著:間々田 孝夫

紙版

内容紹介

人間の経済社会には、生産者の社会と消費者の社会の二面性が存在する。生産者の社会では、ホモ・ファベル(作る人)が真面目で勤勉さをみせ、労働に励み製品を作り出している。他方消費者の社会では、余暇や快楽をモットーとして、消費するホモ・ルーデンス(遊ぶ人)を生み出している。そして、生産者と消費者は相互に有機的に結びつく社会を形成している。本書では、これらの社会が近代から現代にかけて、どのような変化を見せるのかについて考える。

目次

1.経済社会をどうとらえるか 2.消費社会とはどのような社会なのか 3.豊かな社会の出現-消費社会の第1段階- 4.試行錯誤する消費-消費社会の第2段階- 5.内と外に向かう変化の波-消費社会の第3段階(1)- 6.新しい消費文化の誕生-消費社会の第3段階(2)- 7.消費社会はどのように変化するのか 8.現代の消費社会と産業社会 9.産業社会の出現-産業社会の第1段階「産業」(1)- 10.マネジメント社会の発達-産業社会の第1段階「産業」(2)- 11.サービス社会と産業社会の転換-産業社会の第2段階「ビジネス」(1)- 12.ビジネス社会の興隆-産業社会の第2段階「ビジネス」(2)- 13.ネットワーク社会と不確実性-産業社会の第3段階「信頼」(1)- 14.信頼社会の可能性-産業社会の第3段階「信頼」(2)- 15.経済社会を考える

ISBN:9784595319471
出版社:放送大学教育振興会
判型:A5
ページ数:292ページ
定価:2900円(本体)
発行年月日:2019年03月
発売日:2019年03月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCA