放送大学教材
日本語とコミュニケーション
著:滝浦 真人
著:大橋 理枝
紙版
内容紹介
普段あまり意識せずに行っている日本語を使ったコミュニケーションに対して、コミュニケーション学及び言語学の角度からアプローチし、私たちが使っている日本語やそれを使って行うコミュニケーションを客観的に見る視点を提供する。さまざまなコミュニケーションを概観したうえで、言語の変化ということを考えながら、日本語のコミュニケーションの“いま”を捉え、これからの日本語のコミュニケーションがどういう方向に進んでゆくかを考えていく。
目次
1.コミュニケーション学へのいざない 2.日本語のコミュニケーション 3.言語メッセージと非言語メッセージ 4.あいさつのコミュニケーション 5.対人関係の言葉 6.依頼・勧誘と応諾・断り―言語行為とポライトネス① 7.感謝・謝罪・褒め―言語行為とポライトネス② 8.対人関係のマネジメント 9.敬語のコミュニケーション 10.スピーチのコミュニケーション 11.比喩とコミュニケーション 12.日本語のレトリック表現とオノマトペ 13.公共圏のコミュニケーション―禁止を手がかりに 14.異文化間のコミュニケーション 15.日本語とコミュニケーション―日本語のいま・これから