著:ジョナサン・コール
(Jonathan Cole)
文学修士(MA, Brasenose College),科学修士(MSc, Oxford),医学博士(DM, The Middlesex Hospital),王立医学大学フェロー(FRCP).現職はプール病院臨床神経生理学医長であり,ボーンマス大学客員教授およびサザンプトン大学客員講師を兼任している.専門は,感覚メカニズム,運動制御,求心路遮断,慢性痛,幻影肢痛,脊髄損傷,メビウス症候群による顔面麻痺.イギリス臨床神経生理学会前会長,神経生理学会国際会議議長などを務めた.
著作としては,神経生理学の領域の多数の業績のほか,メビウス症候群,脊髄損傷,感覚喪失,パーキンソン病,アスペルガー症候群など,神経障害と共に生きる患者たちの病の経験を,現象学的身体論を手がかりにして記述した著作で知られている.邦訳された著作に,『顔の科学:自己と他者をつなぐもの』(茂木健一郎監訳,恩蔵絢子訳,PHP研究所,2011年)などがある.
監訳:河野 哲也
1963年生まれ.立教大学文学部教授.哲学(現象学・心の哲学)・倫理学.主な研究業績に,『意識は実在しない:心・知覚・自由』(講談社メチエ,2011年),『エコロジカル・セルフ:身体とアフォーダンス』(ナカニシヤ書店,2011年),『道徳を問いなおす:リベラリズムと教育のゆくえ』(ちくま新書,2011年)など.
監訳:松葉 祥一
1955年生まれ.神戸市看護大学教授.現象学・倫理学.主な研究業績に,『哲学的なものと政治的なもの:開かれた現象学のために』(青土社,2010年),『ナースのための実践論文講座』(人文書院,2008年),ジュリア・クリステヴァ『メラニー・クライン:苦痛と創造性の母親殺し』(共訳,作品社,2012年)など.