想像力
「最高に高揚した気分にある理性」の思想史
著:メアリー・ウォーノック
訳:髙屋 景一
紙版
内容紹介
哲学的思索を社会問題の探求に適用し、生命倫理や特殊教育に関する発言をおこなってきた哲学者による、先駆的かつ古典的な想像力概念の概説書。ヒュームおよびカントを起点に、ロマン主義を通ってウィトゲンシュタイン、サルトル、ライルへと、想像力論の系譜をたどる。同時に、人間の自由を可能にし、良い人生に欠かすことのできない想像力の育成こそが教育の最重要課題と位置づける、刺激的な一冊。
目次
はじめに
日本語版への前書き
訳語についての覚え書き
凡例
第一章 想像力と知覚 ヒュームとカント
第二章 想像力と芸術 ヒューム、カント、シェリング
第三章 コールリッジとワーズワースの理論と実践 想像力と心的イメージ
第四章 心的イメージとは何か 現象学、サルトル、ウィトゲンシュタイン
第五章 結論 想像力と教育
訳者解説
引用文献
索引
ISBN:9784588130311
。出版社:法政大学出版局
。判型:4-6
。ページ数:342ページ
。価格:4000円(本体)
。発行年月日:2020年10月
。発売日:2020年10月12日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP。