著:巖谷 國士
1943年、東京に生まれる。東大文学部卒・同大学院修了。仏文学者・批評家・作家・旅行家・明治学院大学名誉教授。
20歳で瀧口修造と澁澤龍彥に出会い、以来シュルレアリスムの研究と実践をつづける。15歳年上の澁澤龍彥とは親しく交友し、唯一人の「共著者」となる。澁澤龍彥の『全集』『翻訳全集』の編集や記念展をリードし、多くのエッセーやトークを捧げてきたが、本来の活動領域も広く、文学・美術・映画・漫画の批評から紀行・博物誌・庭園論・メルヘン創作、また展覧会監修・講演・写真個展などに及ぶ。
主著に『シュルレアリスムとは何か』(ちくま学芸文庫)『〈遊ぶ〉シュルレアリスム』(平凡社)『封印された星 瀧口修造と日本のアーティストたち』(同)『森と芸術』(同)『旅と芸術 発見・驚異・夢想』(同)『幻想植物園』(PHP研究所)ほか。ブルトン『シュルレアリスム宣言』『ナジャ』(岩波文庫)、エルンスト『百頭女』(河出文庫)、ドーマル『類推の山』(同)などの名訳でも知られる。