デジタルアーカイブ・ベーシックス 5
新しい産業創造へ
監:時実 象一
編:久永 一郎
内容紹介
日本の企業はデジタルアーカイブをどのように利活用し、それをビジネスに昇華しているのか?
先進的な企業の取組みを紹介することで、産業におけるデジタルアーカイブの可能性を探る。
「デジタルアーカイブ・ベーシックス」全5巻、ここに完結!
目次
はしがき 時実象一
序論 デジタル技術ととデジタルアーカイブ産業の可能性 島裕(日本経済研究所)
第1部 デジタルアーカイブの活用
第1章 世界のビジネス・アーカイブズ概観 松崎裕子(公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センター)
第2章 ポーラ文化研究所における文化資産の展開―「化粧文化データベース」を中心に 川上博子(ポーラ文化研究所)
第3章 美術と歴史の分野における画像ライセンスビジネス 國谷泰道(DNPアートコミュニケーションズ)
第4章 フィジカルからデータにいたるコンテンツアーカイブの課題とビジネス展開 緒方靖弘(寺田倉庫 アーカイブ事業グループ)
第2部 デジタルアーカイブ産業を支える技術革新
第5章 情報システム開発の視点から見る日本のデジタルアーカイブ技術の水準 川嶌健一(NTTデータ)
第6章 座談会 デジタルアーカイブ技術開発の動向 大向一輝(東京大学)・肥田康(堀内カラーアーカはしがきイブサポートセンター)・手嶋毅(大日本印刷株式会社 アートコミュニケーションズ OB) (司会)岡本真(ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG))
第7章 アートの世界を変えるブロックチェーン 太田圭亮(スタートバーン株式会社)
第3部 デジタルアーカイブ産業の兆し
第8章 「デジタルアーカイブ産業」の萌芽と期待 夛屋早百合・小林慎太郎(野村総研 ICT/サービス産業)
第9章 デジタルアーカイブを活用した自治体史編さん事業の提案 太田亮子(TRC-ADEAC)
第10章 映像保存の現在地とこれから―変わりゆくデジタル技術・長期保存メディア・制度を見つめて 藤原理子(IMAGICA Lab フィルム・アーカイブ事業本部)
第11章 気象ソリューションで世界企業に 安部大介(株式会社ウェザーニュース)
あとがき 久永一郎
ISBN:9784585202851
。出版社:勉誠出版
。判型:A5
。ページ数:288ページ
。定価:2500円(本体)
。発行年月日:2021年05月
。発売日:2021年05月31日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UD。