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エコノミック・ヒットマンの世界侵略 米中の覇権が交錯するグローバル経済のダークサイド

著:ジョン・パーキンス
訳:権田 敦司

紙版

内容紹介

世界200万部のベストセラー!

アメリカの弱体化と、中国の台頭。
このまま世界は、中国に支配されてしまうのか──。

かつて謀略の最前線にいた元「ヒットマン」だから書けた、「米中経済戦争」の裏側を暴く、衝撃のノンフィクション。世界的なベストセラーに最新情報を大幅加筆した、まさに決定版!


なぜ、資源の豊かな多くの国々が、いつまでも貧しいままなのか──。本書は、私が長いあいだ感じてきた疑問への理解を助けてくれた。本書に書かれていることは、複雑で不快な真実かもしれない。だが私たちは、みずからの責任を簡単に放棄してはならないのだ。
──スティング(ミュージシャン)

これまでに起こった多くの悲劇、その舞台裏を本書は語っています。そして、このような「死の経済」を、「生の経済」に変えるための方法を。
──オノ・ヨーコ(アーティスト)


「エコノミック・ヒットマン」とは……
表向きはコンサルティング会社など企業の社員として働きながら、実際にはアメリカ資本の手先となって、途上国の指導者たちを罠にはめ、天然資源や巨大利権を強奪する「工作員」のことである。相手が、彼らの「非暴力的な手段(利権や賄賂)」に屈しない場合は、「ジャッカル」つまり「本物の殺し屋」たちの出番となる。

著者略歴

著:ジョン・パーキンス
ジョン・パーキンス(John Perkins)
1945年生まれ。かつて、アメリカのエコノミック・ヒットマン(EHM)として暗躍し、発展途上国を舞台に、数々の謀略に関わった。その後、みずからの活動を後悔し、そのような欺瞞と搾取の経済システムを阻止するべく、告発本の執筆を試みるが、脅迫、賄賂、命の危険を感じるような出来事が重なり、何度も筆を折る。しかし、9.11アメリカ同時多発テロをきっかけに、あらためて出版を決意。2004年、ついに本書の初版を刊行した。初版は発売後、瞬く間にベストセラーとなり、「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラーリストに73週連続でランクイン。世界38言語に翻訳され、200万部以上を売り上げた。その後は、本書の内容をテーマに世界中で講演活動などを行い、2012年には、歌手のレディ・ガガらとともに「レノン・オノ平和賞」を受賞している。本書は、中国問題を中心に、前作から新たに12の章を追加するなど、最新情報を大幅に加筆した「第3版」として、2023年に刊行された。

ISBN:9784576231297
出版社:二見書房
判型:4-6
ページ数:464ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2023年11月
発売日:2023年10月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCL