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治療的関係で孤独感を解消し、癒やし体験を引き出すAEDP心理療法のスーパービジョン方法論を徹底解説。セラピストが臨床現場で直面する多様な課題に実用的かつ感情に訴える。

序　章

第1章　主要な概念
　場面1　スーパービジョン・セッション1回目のはじまり
　安全と探索、オキシトシンとドーパミン
　場面2　リスクテイキング、肯定、メタプロセシング、ポジティブ状態の共有
　AEDPの7つの重要概念
　目　標
　結　論

第2章　エッセンシャル・スキル
　関係の役割は重要である
　スキル
　結　論

第3章　AEDPスーパービジョンの実際――AEDPスーパービジョン・セッションのマイクロ分析
　スーパービジョン・セッション開始の瞬間
　セラピー場面1
　場面1の後のスーパービジョン
　セラピー場面2
　場面2の後のスーパービジョン
　セラピー場面3
　場面3の後のスーパービジョン
　セラピー場面4
　場面4の後のスーパービジョン
　セラピー場面5
　場面5の後のスーパービジョン
　セラピー場面6
　場面6の後のスーパービジョン
　セラピー場面7
　場面7の後のスーパービジョン
　セラピー場面8
　場面8の後のスーパービジョン
　セラピー場面9
　場面9の後のスーパービジョン
　セラピー場面10
　場面10の後のスーパービジョン
　結　論

第4章　実践的な課題
　AEDPスーパービジョン・プロセスにおけるビデオ録画の重要性
　評価ではなく記述
　結　論

第5章　よくある困難
　違いをスーパービジョンで扱う
　異なるアタッチメント・スタイルを扱う
　スキル不足もしくは訓練生の障害となるもの
　あなたのスーパーバイジーのAEDP経験レベルに合わせること
　スーパーバイジーが熟練者であるとき
　事　例
　結　論

第6章　スーパーバイザーの成長とセルフケア
　スーパービジョンのアシスタント
　スーパーバイザーの訓練プログラム
　結　論

第7章　AEDPスーパービジョンアプローチに関する研究
　効果的なスーパービジョンに不可欠な資質
　AEDPスーパービジョンにおけるアカウンタビリティとビデオの活用――アセスメント、自己アセスメント、即時的なフィードバック
　スーパービジョンにおける共通要因
　卓越さへの道としてのAEDPスーパービジョン
　変容を喚起するスーパービジョン
　結　論

［原題］Supervision essentials for accelerated experiential dynamic psychotherapy

著：ナターシャ・プレン
※初版刊行時のものです
ナターシャ・プレン（Natasha C. N. Prenn）
AEDP研究所シニア・ファカルティ
AEDPエッセンシャル・スキル・コースとアドバンスド・スキル・コースのパイオニアであり、アメリカ内外のセラピストのトレーニングに従事。ニューヨーク市での臨床に加え、AEDPの個人およびグループ・スーパービジョンを提供し、スーパーバイザー・トレーニングや執筆グループも運営している。Transformance: The AEDP Journal創刊共同編集者。

著：ダイアナ・フォーシャ
※初版刊行時のものです
ダイアナ・フォーシャ（Diana Fosha）
AEDP開発者、AEDP研究所創設者・ディレクター
著書にThe Transforming Power of Affect: A Model for Accelerated Change（2000年、邦題『人を育む愛着と感情の力――AEDPによる感情変容の理論と実践』2017年、福村出版）、The Healing Power of Emotion: Affective Neuroscience, Development & Clinical Practice（2009年、D.シーゲル、M.ソロモンとの共編著）などがある。また、神経可塑性、認知科学、発達的ダイアド研究を体験療法やトラウマ治療に統合した論文も多数執筆。ニューヨークを拠点に活動し、世界中で教えている。

他監：岩壁　茂
※初版刊行時のものです
岩壁　茂（いわかべ・しげる）
立命館大学総合心理学部教授