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PHP文庫

10秒で人を操る心理術

著:内藤 誼人

紙版

内容紹介

●スタンフォード大学、ハーバード大学、コロンビア大学の論文が証明!
●心理学が科学的に明らかにした「人間関係が一瞬で変わる、すごい秘密」
●意外なコツを知るだけで、仕事・恋愛・交渉・プレゼン……全部うまくいく!

 本書が、言いたいことはズバリ、これだけ。
「人間の心は、一瞬のコミュニケーションに、大きく左右される」
 このことは、海外の有名大学が発表した論文を読めば、よくわかる。

 最初の挨拶の一言だけで、
 タイミングよく発せられた言葉ひとつで、
 ちょっとだけ見せた笑顔ひとつで、
 かすかな身体の動きひとつで、
 おもしろいくらいに、人の心は「操作」できるのだ。

 しかし、あらゆるコミュニケーションは、
 いちいち考えずに口をついて出る言葉や、
 一瞬の行動によって成り立っている。
 だからこそ、相手に思いどおりに動いてもらうためには、
 適切な言葉をすぐにかける必要がある。

 でも、大丈夫。頭の回転が特別に速くなくても、
 口が達者でなくても、人は「操る」ことができる――たとえ、無言であっても。
 人間の心理に沿った言葉や動きを知っておけば、
「ものの10秒」もあれば、相手をあなたの虜にできるはずだ。

【本書の内容】
第1章 会話で人を操る
〇印象に残る人と残らない人の「ある違い」とは?
〇お願いは1つするより「同時にたくさん」すべし
〇記憶を書き換える会話術

第2章 質問で人を操る
〇思いどおりの答えが得られる質問の仕方
〇確実な予定を知りたいときは「最悪の場合」を聞く
〇名前を呼ぶだけで好意が得られる

第3章 沈黙で人を操る
〇「相手の話をひたすら聞く」だけで要求は通る
〇「知らぬが仏」は科学的にも正しい
〇万能の殺し文句「あなただけに」

第4章 心理法則で人を操る
〇「無茶な要求」をして本当の希望を通す
〇わざと「弱み」を見せて同情を引き出せ
〇男性は「励まし」、女性は「お願い」に弱い

第5章 暗示で人を操る
〇なぜ占い師は性格を当てられるのか?
〇罪悪感を与えて利用する
〇〝選べる数〟で魔法にかける

第6章 権威で人を操る
〇「第三者の言葉」を使って権威をもたせる
〇人はやっぱり「見た目」が9割?
〇「多数派」の意見として述べてみる

第7章 しぐさで人を操る
〇相手を真似ることの驚きの効果
〇相づちは最初は少なく、徐々に回数を増やす
〇選ばせたいものを真ん中に

第8章 遠回しに人を操る
〇メッセージは第三者を経由すると効果的
〇「忘れてくれ」と言うと、忘れない
〇お願いする相手に「近しい人」を味方につけよ

著者略歴

著:内藤 誼人
心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役社長。
慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。社会心理学の知見をベースに、ビジネスを中心とした実践的分野への応用に力を注ぐ心理学系アクティビスト。趣味は釣りとガーデニング。
『世界最先端の研究が教える すごい心理学』(総合法令出版)、『いちいち気にしない心が手に入る本』(三笠書房)など著書多数。

ISBN:9784569902982
出版社:PHP研究所
判型:文庫
ページ数:248ページ
定価:780円(本体)
発行年月日:2023年03月
発売日:2023年03月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB