美しい日本の言霊

PHP新書

歌謡曲から情緒が見える

書籍

オンデマンド版

大活字版

書籍

雑誌

電子版

読み上げ可能電子版

オーディオブック

著：藤原正彦

出版社：PHP研究所

同一作品の他版

アクセシブルブック

内容紹介

切々たる恋の記憶、いつも笑っていた若い日々。父が風呂場で歌ったヒットソング、母が台所で口ずさんだメロディ。たとえ時代は変わっても、歌は生き続ける。
人間の限りある命と「別れ」は不可分であり、だからこそ私たちは惜別の念と共に、豊かな情緒、文化を育むことができた。
歌謡曲を愛する数学者が、日本の詩歌に込められた万感の思い、失われたものが喚起する力を読み解く。

【本書に登場する主な童謡・歌謡曲・詩】ぞうさん／たきび／ふじの山／浅草の唄／花／空の神兵／わたしが一番きれいだったとき／花の街／異国の丘／柿の木坂の家／急げ幌馬車／別れの一本杉／赤いハンカチ／白い想い出／22才の別れ／なごり雪／赤い靴のタンゴ／ふれあい／秋桜／喫茶店の片隅で／学生街の喫茶店／さくら／ダンスパーティーの夜

著者略歴

著：藤原正彦
お茶の水女子大学名誉教授・数学者。1943（昭和18）年、旧満洲・新京生まれ。東京大学理学部数学科大学院修士課程修了。理学博士（東京大学）。78年、数学者の視点から眺めた清新な留学記『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、ユーモアと知性に根ざした独自の随筆スタイルを確立する。新田次郎と藤原ていの次男。

ISBN：9784569856926
出版社：PHP研究所
判型：新書
ページ数：264ページ
定価：1100円（本体）
発行年月日：2024年03月
発売日：2024年03月27日
国際分類コード【Thema（シーマ）】１：AVP。

ご購入はこちら