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PHP新書

源氏将軍断絶

なぜ頼朝の血は三代で途絶えたか

著:坂井 孝一

紙版

内容紹介

●「承久の乱」へと続く、幕府内の壮絶な権力闘争の歴史とは?
●2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』時代考証者が描く源氏三代「新解釈」

日本史上初の本格的な武家政権である鎌倉幕府では、創設者頼朝の源氏の血統は三代で途絶え、継承されなかった。
 跡継ぎのいなかった三代将軍実朝の暗殺がこの「断絶」を招いたとされるが、その当時、二代将軍頼家の遺児、あるいは他の源氏の血を引く人々も存在した。

 にもかかわらず、なぜ彼らは将軍になれなかったのか。そもそも実朝の暗殺が源氏将軍の断絶を招いたのは、自明の理なのか。
 頼朝による鎌倉幕府の樹立から三代将軍実朝の殺害に至るまで、幕府内の壮絶な権力闘争の歴史を紐解きながら、「源氏将軍断絶」の歴史的な意味を問い直す1冊。

著者略歴

著:坂井 孝一
創価大学文学部教授

ISBN:9784569848280
出版社:PHP研究所
判型:新書
ページ数:318ページ
定価:1020円(本体)
発行年月日:2020年12月
発売日:2020年12月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ