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PHP新書

老人性うつ

気づかれない心の病

著:和田 秀樹

紙版

内容紹介

日本の高齢者の5%はうつ病と聞いたら、あなたは驚くだろうか?▼実際、うつ病と躁うつ病で治療を受ける約100万人の患者のうち、60代以上が4割を占める。さらに同じ100万人もの高齢者が、うつ病なのに見過ごされて放置状態というのだ。▼本書は「老年精神医学」の専門家が、認知症と誤解されがちな“老人性うつ”の実態から早期発見、治療までを解説。▼「内科の治療にも影響――高齢者が入院すると、2割がうつになる現実」「記憶力の低下――アルツハイマーなのか? 高齢者のうつ病なのか?」「認知症の人のほうがうつになりやすい?――別々に考えるのはNG」「元気がなくなるのは当たり前?――高齢者のうつが見過ごされる理由」「新世代の抗うつ剤が登場するが、精神安定剤が高齢者に使われる場合も」など、若い人や中高年には見られない高齢者特有のうつ症状とは?▼「おかしいな?」と周りが感じたら、ボケよりも先に老人性うつを疑うべきだ。

ISBN:9784569802831
出版社:PHP研究所
判型:新書
ページ数:232ページ
定価:740円(本体)
発行年月日:2012年03月
発売日:2012年03月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MJ