ショパンは創作における絶頂期(1838~47年)をジョルジュ・サンドとともに過ごした。マヨルカ島、ノアン、そしてパリ。これらの地に、高樹のぶ子みずから足を運び、名曲が生まれた瞬間を小説家の創造力で見事に捉えた珠玉の書き下ろし、全9章。サンドとの恋愛を通した究極のショパン名曲案内。美しいカラー写真は、著者とIkuo Yamashitaによるもの。文章と写真と付録のCDから聞こえてくる名旋律から、「ショパンの宇宙」が重層的に立ち上がる。▼○付録のCDにはアシュケナージ、アルゲリッチによる最上の演奏を全15曲76分収録。▼○「ショパンをめぐる人々」と題する解説(文・室田尚子)において、ショパンが愛した人たちと彼らに捧げられた名曲を紹介。これらの楽曲もCDに収録。▼○ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2010(テーマは「ショパンの宇宙」)の公式ブック。