てこ、ねじ、ばね、歯車……。暮らしの中でふだん使われている道具や機械には、人類の発見した力学上の原理がたくみに利用されています。▼はさみ、缶切り、爪切り、ボルト・ナット、てんびん秤、温度計、大きなものでは、エレベーター、クレーン、パワーショベル……。本書では身近な道具や機械をたくさんとりあげ、その原理をイラストを使ってわかりやすく解説しています。▼「ヒトは道具を使って人間になった」という言葉がありますが、今では道具や機械のない生活は考えられません。しかし、その割には道具や機械を機能させている原理にまで思いをはせることはあまりありません。本書は、原理を知ることができるだけでなく、人間の知恵の偉大さにまで思いをおよばせることができるでしょう。▼ゆとり教育の影響もあり、小学生の理科では原理はくわしくは教えていないということです。この本は理科の教科内容を補完する意味でも使うことができます。