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PHP文庫

私の「うつ病」体験記

病んでわかった家族の絆・夫婦の愛

著:小川 宏

紙版

内容紹介

著者は、現在の20代、30代には馴染みが薄いかも知れないが、日本のテレビ草創期に、NHKの看板アナウンサーとして人気を博し、フリーになり『小川宏ショー』という、今でいえばワイドショーの草分け的なキャスターを務めた人物である。『小川宏ショー』は十七年の長きにわたり放送が続けられた、名実ともの人気番組だった。▼その小川宏が、平成三年の冬、突然の倦怠感に襲われた。病状は徐々に悪化し、春先には死を決意。出勤、通学に急ぐ人々の間を、死に向かって歩いていた…▼幸い、自殺は未遂に終ったが、即日入院、「うつ病」との闘いが始まった。看病する妻も「うつ病」になり、挙げ句の果てには、ガンの宣告まで受けた。▼本書は、その壮絶な「うつ病」との闘いを、ときにユーモアを交えて綴った「うつ病」克服の体験記である。▼「うつ」とは友だちになればいい。病気は人生の挫折ではないと訴える、「生きる喜び」が溢れる感動のエッセイである。

ISBN:9784569670812
出版社:PHP研究所
判型:文庫
ページ数:256ページ
定価:533円(本体)
発行年月日:2008年09月
発売日:2008年09月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNP
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ