時代の変革期に登場した希代の武将・織田信長。明確なビジョンと斬新な戦術で、戦国乱世を終息させたリーダーとその家臣団は、いまでいうベンチャー企業の急成長と似ていなくもない。信長が部下に求めたのも能力主義と成果主義。それゆえ、組織の拡大とともに年功序列型武将との軋轢も顕在化する。▼信長軍団にわれわれは何を学べるのだろうか。本書は、月刊誌『歴史街道』の編集部による信長とその家臣団の集大成。ベストセラー『信長の棺』の著者・加藤廣氏へのインタビューから、羽柴秀吉、柴田勝家、明智光秀、前田利家、荒木村重などの武将を紹介。また、各軍団の版図や年譜をデータで示すなど、資料的価値にも重点を置いた。さらには、巻末に「安土城鳥瞰想像復元図」も付録として加えた。▼歴史好きな読者はもとより、激動の時代に生きるビジネスパーソンにもさまざまな智恵やヒントを与えてくれることだろう。