天才アインシュタインは何を考えていたのか――。▼1905年、アインシュタインが奇想天外ともいうべき「特殊相対性理論」、光は波動と粒子の二重の性質を有するという「光量子説」を発表し、ニュートン力学以来築かれてきた真理の絶対性が否定された年です。それから100年目にあたる本年に、相対性理論が如何に生まれ、どう社会に取り入れられて来たのかを、改めて問い直します。▼相対性理論を簡単に分かりやすく解説した本が多い中で、この理論がどのような背景の中で生まれ、どのような過程を経て出てきたのか、意外に知られていません。本書は、最小限の数式を加え、相対性理論を正しく理解できるよう配慮しつつ、理論の筋道を追う楽しさを紹介しています。難解と敬遠されがちな物理学の本当の面白さがこの理論を通して「なるほど、そうだったのか!」と分かり、人類の英知に感動できる一冊。