FTAの基礎と実践
賢く活用するための手引き
他編:ジェトロ海外調査部
他編:伊藤 博敏
他編:朝倉 啓介
紙版
内容紹介
ジェトロが総力を挙げた、グローバルビジネスの羅針盤
欧州移民危機やブレグジット、米中貿易戦争はじめ内向きで保護主義的色彩の強かった2010年代が終わり、20年代はいかなるディケイドになるのか? 世界は再び開かれるのか? それとも軌道修正できないまま深みにはまっていくのか?
ジェトロ海外調査部が総力を挙げた本書は、こうした問いに国際貿易という観点から答えを出している。
本書によると、厳しい状況下でも、自由貿易協定(FTA)は着実に締結されてきた。とりわけ注目すべきは2020年11月、「地域的な包括的経済連携(RCEP)協定」が日本を含む15カ国で署名され、22年1月に発効することになったことである。
これにより、世界全体の約3割を占める巨大経済圏が成立する。日本にとっても最大の貿易相手国である中国、そして第3位の韓国との間にFTAが締結される歴史的な節目となる。
本書では、世界のトレンドについて、近年の相次ぐ大型FTAの発足も踏まえて整理するとともに、その経済効果や企業活動にもたらす影響を徹底的に分析している。激変する環境でグローバルビジネスを構想するためのビジネスパーソン必携のガイドブック!
ISBN:9784560098806
。出版社:白水社
。判型:A5
。ページ数:374ページ
。定価:3000円(本体)
。発行年月日:2021年12月
。発売日:2021年12月18日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCLT。