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新特産シリーズ

ウコン

秋ウコン・春ウコン・ガジュツの栽培と加工・利用

著:金城 鉄男

紙版

内容紹介

肝臓によい、胆汁分泌促進力や抗酸化力を持つなど、様々な健康機能があるといわれるウコンの栽培や加工、販売をまとめた本邦初の栽培書。増収のための種イモ予措、早期育苗、土づくり。健康機能性や栽培農家事例も。
翌日にお酒が残らず肝臓によい、胆汁分泌促進力や抗酸化力を持つなど、昔からさまざまな健康機能があるといわれ、近ごろでは発ガン抑制、糖尿病対策、血圧低下、うつ治療薬、美白効果などまでもあるといわれるウコン。知名度も高く、健康飲料にもなって広く販売されている。(財)日本特産農産物協会の調べによると、ウコンを栽培している農家個数は全国で843戸ある(平成17年)。その多くは小面積での栽培だが、反当2tを超える収量を得られることを考えれば小面積で十分であり、少量多品目での経営にマッチしていると言える。現在、ウコンの健康機能を紹介する書籍は多数あるが、栽培、加工や販売をまとめた書籍はない。著者である金城鉄男氏は沖縄でウコンの栽培指針を作成し、種イモ重量が収量に及ぼす影響や、早期育苗による増収技術を研究してきたウコン研究のパイオニアである。
本書は、すでにウコンを栽培している農家だけでなく、産直農家で品目を増やしたいと考えている方や、定年帰農者、新規就農者などに向け、ウコンの機能性、栽培技術、加工技術を紹介する。
第1章 ウコンの魅力と可能性
第2章 特性を活かして育てる
第3章 栽培の実際と多収技術
第4章 販売と自給に活かす加工技術

目次

【目次】
第1章 ウコンの魅力と可能性
1 自分でつくる健康食品
2 ウコンの生い立ち
3 ウコン導入の魅力
4 栽培を始めるにあたって

第2章 特性を活かして育てる
1 生理と形態
2 ウコンの種類と含有する成分

第3章 栽培の実際と多収技術
1 栽培のポイント
2 畑の準備
3 種イモの準備と植付け
4 施肥の考え方と施肥量
5 かん水
6 収穫と調製、出荷
7 イモの貯蔵
8 もう一段、増収するための新技術
9 台風対策
10 病害虫対策
11 気候条件にあわせた栽培

第4章 販売と自給に活かす加工技術
1 加工の魅力とポイント
2 基本は粉末加工
3 一歩進んだ加工で稼ぐ
4 家庭でのウコンの楽しみ方
5 ウコンの加工販売事例

ISBN:9784540062407
出版社:農山漁村文化協会
判型:B6
ページ数:144ページ
定価:1429円(本体)
発行年月日:2007年01月
発売日:2007年01月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:TVK