第1編 総論
第1章 「司法の立ち位置」論と日本型司法審査制 大久保史郎
第2章 最高裁の正統性(legitimacy) 坂田隆介
第2編 各法分野と司法
第1章 最高裁憲法判例の動向——2015年以降 市川正人
第2章 行政事件訴訟法改正の実証的研究——執行停止を中心に 北村和生
第3章 司法改革期以降の家族法判例の展開——立法府との対話の観点から 渡辺千原
第4章 知的財産分野における高裁判決及び最高裁判決の規範の形式 宮脇正晴
第5章 刑法分野の展開 松宮孝明
第6章 刑事司法制度改革と裁判官の刑事人権に対する意識変革度検証——職務質問・所持品検査に関する事例を素材として 渕野貴生
第7章 「働き方改革」に関する立法と裁判 吉田美喜夫
第3編 政策形成訴訟
第1章 「政策形成訴訟」の意義と限界—公害・環境訴訟を例として 吉村良一
第2章 政策形成型訴訟における分析と根拠——社会科学の利活用を中心に 秋葉丈志
第3章 原発訴訟——アナログ原発を普通に裁く社会的・思想的土壌の醸成 斎藤浩
第4章 アスベスト訴訟と政策形成 村松昭夫
第4編 司法の国民的基盤
第1章 学習指導要領における法教育の現状と課題——国民的基盤の確立の準備としての法教育 佐藤伸彦
第2章 消費者教育推進法の意義と展開——消費者法と消費者教育の協働 谷本圭子
第3章 司法制度改革と要件事実教育 平野哲郎
第4章 裁判官の選任と司法の国民的基盤——ブレット・M・カバノーアメリカ合衆国最高裁判所裁判官の選任過程とその教訓 見平典
第5編 弁護士(像)の変化
第1章 「司法制度改革後の弁護士業務開拓の現状と課題——若手弁護士の体験から」
1 企業の法務部門での勤務経験からの報告 那須由佳里
2 企業内弁護士の活動及びその意義 鈴木潤
3 国税不服審判所での勤務経験について 羽柴研吾
4 地方公務員として総務部及び児童相談所職員の業務 小林美和
5 任期付公務員として中国広州に赴任して 金村修
6 弁護士業務の国際化 大林良寛
7 中国留学体験と司法制度改革 藤井宣行
8 プロボノ活動 本田麻奈弥
9 刑事事件に特化した事務所での弁護士活動 高山厳
10 司法制度改革後の弁護士による業務領域の拡大 佐藤大和
11 医療ADRを運営する特定非営利活動法人の業務に参画した弁護士の体験談 竹内治
12 京都北部地域における裁判所・弁護士の状況 吉本晴樹
13 活動報告——広島県尾道市から 佐藤邦男
14 地方で開業する弁護士の活動報告——島根県出雲市から 原市
第2章 新しい法曹養成制度下での弁護士像の変化——初期法科大学院修了生弁護士のキャリア開拓を踏まえて 渡辺千原
第3章 法テラスのスタッフ弁護士(常勤弁護士) 松森美穂
第6編 変わりつつある東アジアの司法
第1章 「87年体制」と司法政治の起源 李国雲[徐勝訳]
第2章 台湾における大法官の違憲審査の積極化の意義と課題 蔡秀卿
第3章 中国司法改革の動向 林来梵[小田美佐子訳]