著:裘錫圭
復旦大学出土文献と古文字研究センター教授。
1935年、上海市生まれ、祖籍は浙江省寧波。1960年北京大学中文系に助教として配属される。北京大学では、「馬王堆漢墓帛書」「銀雀山漢墓竹簡」「江陵望山楚墓竹簡」「曽侯乙墓」「尹湾漢墓簡牘」「郭店楚墓竹簡」などの文字資料の整理と校釈に大きな力を発揮する。2005年には長年勤めた北京大学中文系を離れ、復旦大学に設立された出土文献と古文字研究センターの教授として招かれ、復旦大学傑出教授となる。文集に『裘錫圭自選集』(河南教育出版社、1994)、『文史叢稿』(上海遠東出版社、1996)、『中国出土古文献十講』(復旦大学出版社、2004)等があるが、『裘錫圭学術文集』(全6巻、復旦大学出版社、2012)には「著述目録」を含め、ほぼ全ての文章が収録されている。
他訳:稲畑耕一郎
早稲田大学名誉教授、南京大学文学院客員教授。
1948年三重県に生まれる。早稲田大学第一文学部中国文学専攻卒業、同大学院博士課程満期退学。早稲田大学文学学術院教授、同大学中国古籍文化研究所所長、北京大学考古系訪問学者、南開大学東方芸術系客員教授、北京大学中国古文献研究センター客員教授などを歴任。専門は中国古典学。著書に『一勺の水――華夷跋渉録』(二玄社、1987)、『神と人との交響楽――中国仮面の世界』(農文協、2003)、『境域を越えて――私の陳舜臣論ノート』(創元社、2007)、『中国皇帝伝』(中央公論新社、2013)、『出土遺物から見た中国の文明――地はその宝を愛しまず』(潮出版社、2017)、監訳書に『図説 中国文明』(全10巻、創元社)、『(北京大学版)中国の文明』(全8巻、潮出版社)ほか多数。
他訳:崎川隆
吉林大学考古学院古籍研究所教授、同大学「古文字與中華文明伝承発展工程」兼任教授。
1973年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部民族学考古学専攻卒業、同大学院を経て吉林大学古籍研究所に留学し、博士学位(歴史学)を取得。その後、コロンビア大学唐氏古代中国研究センター研究員、同大学東アジア言語文化学部客員准教授などを歴任。専門は中国古文字学、中国考古学。著書に『賓組甲骨文分類研究』(上海人民出版社、2012)、『吉林大学蔵甲骨集』(共著、上海古籍出版社、2021)、共訳書に『図説 人類の歴史・第5巻・旧世界の文明』(朝倉書店、2004)、『図説 中国文明史(殷周巻)』(創元社、2007)などがある。