出版社を探す

教養としてのギリシャ・ローマ

名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの真髄

著:中村 聡一

紙版

内容紹介

・欧米の名門大学では、なぜ「古典的教養(リベラルアーツ)」が重視されるのか。
・なぜ、リベラルアーツが米国エリート教育の原点となったのか。
・プラトン、アリストテレスの思想・哲学を現代人が学ぶ意味とは何か。

グーグルやアマゾンも重視する「西洋的教養」の真髄を凝縮した意欲作。

目次

序 章 なぜ米国の一流大学はリベラルアーツを重視するか
第1章 黎明期のギリシャ ~リベラルアーツの土壌はこうして生まれた
第2章 ヘロドトス『歴史』で知るヨーロッパの原点
第3章 トゥキュディデス『戦史』が描く衆愚のギリシャ
第4章 プラトン『国家』が掲げる理想主義
第5章 アリストテレス『ニコマコス倫理学』が掲げる現実主義
第6章 アリストテレス『政治学』が描く現実的国家論
第7章 ローマの繁栄から中世キリスト教支配の時代
第8章 「西洋」優位の時代の幕開け ~ルネサンスから近代まで

著者略歴

著:中村 聡一
中村 聡一(ナカムラ ソウイチ)
米国コロンビア大学の学部課程を優等の成績で卒業する。その後、同大学のグローバル政策大学院でファイナンスを専攻。国際畑でビジネス系のキャリアを積む。現在は、甲南大学で、リベラルアーツの研究と教育にあたっている。著書に『企業買収の焦点』等がある。

ISBN:9784492062173
出版社:東洋経済新報社
判型:4-6
ページ数:344ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2021年05月
発売日:2021年05月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1QBAG