序章 本研究の動機と目的
第1節 政治的リテラシー教育をめぐる動向
第2節 先行研究の検討
第3節 研究の目的と視点
第1章 政治的リテラシー教育の現状と課題
第1節 政治的リテラシー教育を支える民主主義観
第1項 政治的対立を取り上げる主権者教育
―文部科学省の政治的リテラシー教育構想の問題点―
第2項 模擬投票に依存する政治教育の問題点
第2節 小学校社会科で育成する政治的リテラシー
第3節 政治的リテラシー教育の枠組
―論争問題学習諸類型の枠組との比較―
第2章 政治的リテラシー教育の内容・方法・評価
第1節 政治的リテラシーを育成する学習内容と「当事者性」
第1項 政治的リテラシーを育成する学習内容
第2項 政治的リテラシーと「当事者性」
⑴「当事者性」にかかわる研究課題
⑵ 公共的な意思決定と「当事者性」の関係
⑶「当事者」と「当事者性」の関係
第3項 政治的リテラシー教育と政治的中立性
第2節 政治的リテラシーを育成する学習方法
―「判断の基準」に基づいた論争と「熟議的転回」―
第3節 政治的リテラシーを育成する評価方法
第1項 アウトカムをパフォーマンス評価する
第2項 パフォーマンス評価の限界と実践的課題
第3項 教師の教育的鑑識眼・教育批評で補う
第3章 実践授業の分析
第1節 本研究の対象
第1項 実践者が自分の授業実践を研究対象にする意義
第2項 本研究が対象とする授業実践とその概要
⑴〈第1実践〉「発電方法の未来を考える その1」―主に視点②方法:「判断の基準」にかかわる実践―
⑵〈第2実践〉「発電方法の未来を考える その2」―主に視点③評価:「評価のあり方」にかかわる実践―
⑶〈第3実践〉「川内原発再稼働は誰の声を優先して決めるのが望ましいか」ー主に視点①内容:「当事者性」にかかわる実践―
第2節 研究の方法
第1項 研究対象を分析する方法
第2項 研究対象を分析する視点
⑴ 視点①内容:政治的リテラシー育成の内容:当事者性
⑵ 視点②方法:政治的リテラシー育成の方法:「判断の基準」
⑶ 視点③評価:政治的リテラシー育成の評価:「評価のあり方」
第3項 授業実践ごとに生じる分析する視点の軽重
第3節〈第1実践〉「発電方法の未来を考える その1」
―主に視点②「判断の基準」にかかわる実践・「判断の規準」に基づいて論争を深める学習―
第1項 「判断の規準」に基づいて論争を深める学習の構想
第2項 「判断の規準」に基づいて話し合う子どもの思考の変化に関する考察(第10時において)
⑴ 第1の場面
⑵ 第2の場面
第3項「判断の規準」に基づいて論争することの課題
第4項〈第1実践〉の成果と課題
第4節〈第2実践〉「発電方法の未来を考える その2」
―論争問題の意見文をパフォーマンス評価し、その限界を教育的鑑識眼と教育批評で補う評価方法―
第1項 意見文をパフォーマンス評価する評価活動の構想
第2項「判断の規準」に基づいて記述する意見文タイプのパフォーマンス課題
第3項 政治的リテラシーのアウトカム評価の実際
⑴ 抽出した子どもたちを選んだ理由とそれぞれの意見文
⑵ 抽出した子どもたちの意見文から明らかになったパフォーマンス評価の限界と教育的鑑識眼の援用
第4項〈第2実践〉の成果と課題
第5節〈第3実践〉「川内原発再稼働は誰の声を優先して決めるのが望ましいか」
―主に視点①「当事者性」にかかわる実践―
第1項「当事者性」を育成する授業構想
第2項 役割を担った(ロールプレイ)討論会の意味
第3項「当事者性」がある姿、高い姿
第4項 子どもたちの「当事者性」の変容(第6~8時)
⑴ ロールプレイ討論会の主な発言内容(第6時)
⑵ ロールプレイ討論会のふり返りの考察(第6時)
⑶ ロールプレイ討論会の主な発言内容(第7時)
⑷ ロールプレイ討論会のふり返りの考察(第7時)
⑸ ロールプレイ討論会のふり返り後に書いた結論と考察(第8時)
第5項 最終的な考えを書いた意見文の分析(第9時)
第6項〈第3実践〉の成果と課題
終章 本研究の意義と今後の展望
第1節 本研究の総括
第2節 本研究の成果と課題
第1項 政治的リテラシーと「判断の規準」について
第2項 政治的リテラシーと「当事者性」の育成について
第3項 政治的リテラシーとパフォーマンス評価・教育的鑑識眼・教育批評について
第4項 残された課題
参考文献・website一覧
謝辞