「図工って、こんなに面白い!」
図工の指導ってなんだかむずかしい。「何をどこまで教えたらいいのかな…」「何から何まで指示してしまったけれど、これで本当にいいのかな…」「楽しそうにつくっているから放っておいてしまったけれど…」。
「“表現する”とはなにか?」「“鑑賞する”とはどういうことか?」、考えれば考える程、悩みは尽きません。その悩み、解決するためのヒントは「子供の学習の質を捉えることのできる目」。授業中の子供の姿を、焦らずにしっかり見れるようになれば、子供が図画工作を通して様々に学んでいることがわかってきます。
本書では、教師と子供が共に楽しみながら成長できるようになるための指導のヒントや声かけの具体的なポイント、育まれる教師の力になどついて考え、図画工作科という教科の魅力に迫りました。
【図画工作を通して成長する子供たちのつぶやき】
「こっちにしよう」「こうすればできる?」「よし、やってみよう」
「ちがうね、にてるね」「もっと見せて!」「へぇー! あぁ!!」・・・etc.
子供たちが授業中に出合っている様々な「驚き、喜び、感動、不思議!」に、しっかり耳を澄ませられるようになりたい先生のために、文部科学省教科調査官・岡田京子先生が筆をとりました。
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「子供って面白い。図画工作って面白い。
図画工作で子供が育つ。教師としての力も育つ。
図画工作を通して、みんなが成長する。
これは、日本全国各地の子供たちと先生方との出会いから得た私の実感です。このことを多くの方に知ってもらいたいという思いでこの本をつくりました。この本は、子供と図画工作の先生方に、そして子供に関わるみなさんに届けたい、『一緒に成長しよう』という私からのラブレターでもあります。」
(はじめに)より―。