著:洲之内 徹
洲之内 徹(すのうち・とおる):1913?87年。愛媛県出身。美術エッセイスト、小説家、画商。1930年東京美術学校建築科在学中、マルクス主義に共感し左翼運動に参加する。大学3年時に特高に検挙され美術学校を退学。20歳で再検挙にあい、獄中転向して釈放される。38年、北支方面軍宣撫班要員として中国に渡り、特務機関を経て、中国共産党軍の情報収集に携わった。46年、33歳で帰国してからの約20年間、小説を執筆。3度芥川賞候補となるが、いずれも受賞はかなわず。61年より、田村泰次郎の現代画廊を引き継ぎ画廊主となった。74年から連載「気まぐれ美術館」を開始し、多くの読者を獲得した。
著:椹木 野衣
椹木 野衣(さわらぎ・のい):1962年埼玉県秩父市生まれ。美術批評家。多摩美術大学教授。主な著作に『日本・現代・美術』『戦争と万博』ほか。