はじめに
登場女性の生年・没年
第1章 女性の自立を目指した事業家・活動家
大浦 慶 初めて日本茶を輸出
広岡浅子 ピストル懐に鉱山経営
和田 英 フランス式の製糸技術に挑戦
野村ミチ 語学力を生かした会社経営
相馬黒光 クリームパンの創案者
福田英子 爆発物を運んで逮捕
岸田俊子 女性民権運動の先駆者
伊藤野枝 恋の遍歴を重ねる活動家
管野すが 「大逆事件」に連座した顚末
畠山勇子 祖国を憂いて憤死
第2章 鹿鳴館・国際舞台での活躍
井上武子 武家の娘から鹿鳴館の貴婦人に
大山捨松 わが国初の女子留学生
伊藤梅子 ダンスの嫌いなトップレディー
陸奥亮子 ワシントンの公使夫人
広瀬阿常 世間をおどろかせた契約結婚
モルガンお雪 パリ社交界の花形に
ラグーザ玉 イタリアで腕を磨いた女性画家
クーデンホーフ光子 パン・ヨーロッパの母
小泉節子 ラフカディオ・ハーンのよき伴侶
ガントレット恒子 結婚届を拒否された国際結婚
山下りん ロシアで絵画を学ぶ
杉本鉞子 ベストセラーになった『武士の娘』
第3章 芸の道で花開く
川上貞奴 代役でデビューした女優第一号
松旭斎天勝 天下一の女性奇術師
井上八千代 「都おどり」の原型を創った舞の名手
竹本綾之助 美声で女義太夫の花に
松井須磨子 オフェリア役で女優デビュー
三浦 環 二千回演じた『蝶々夫人』
森 律子 苦労をはねのけて花形女優に
末弘ヒロ子 初のミス日本となった女学生
第4章 新しい波を起こす文芸界の才女
樋口一葉 明治女の反抗と悲哀を描く
与謝野晶子 家庭的だった〝情熱の歌人〟
清水紫琴 「女性ジャーナリストの嚆矢」
若松賤子 外国の児童文学を紹介
長谷川時雨 歌舞伎化で脚光浴びる
下田歌子 「明治の紫式部」との評も
柳原白蓮 歴史に残る恋の逃避行
原阿佐緒 恋に生き、結婚に破れる
九条武子 社会事業に献身する美貌の歌人
岡本かの子 実際に咲く桜を見て嘔吐
村岡花子 健全な青春文学を目指した『赤毛のアン』の翻訳家
第5章 恋に生き、愛を貫く
森 志げ 鷗外の愛読者から妻へ
夏目鏡子 胃病に苦しむ漱石を支えて
北村美那 透谷との激しい恋
佐々城信子 国木田独歩との結婚と破局
堀合節子 啄木との愛を貫く
大山信子 名作を生んだ悲劇のヒロイン
藤蔭静枝 永井荷風を愛した舞踊家
波多野秋子 有島武郎との情死
高村智恵子 ひたすら光太郎を思いつづける
榎本多津 留守がちな愛妻家を支えて
乃木静子 夫に殉じた軍人の妻
南方松枝 奇人学者に寄り添う妻
第6章 世を騒がせ、話題になった女性
高橋お伝 色と欲との二股かけて
原田きぬ パトロンを毒殺した罪
雷 お新 彫物を全身に入れた「姐御」
花井お梅 『明治一代女』のモデル
内田まさ 悪事を重ねた流転の人生
芳川鎌子 お抱え運転手との心中事件
第7章 医療への道、教育への情熱
楠本イネ わが国初の女性産科医
荻野吟子 不幸をバネに公認女性医師へ
吉岡弥生 後輩に医師への道を開く
高橋瑞子 「男装の女医さん」と人気
瓜生岩子 「会津のナイチンゲール」
津田梅子 女性の自立をうながす教育
矢島楫子 女子教育から社会教育へ
野口幽香 初の私立保育園を開く
安井てつ 人格形成を重視した教育家
大妻コタカ 勉強好きな少女の夢
新島八重 「ハンサム・ウーマン」
楫取美和子(杉文) 兄松陰が見られなかった新時代を生きる
羽仁もと子 初の女性記者から教育者へ
人名索引
主な参考文献