人と、人ならざるモノの〝願い〟と〝呪い〟渦巻く、皇都・赫連。その歓楽街随一の妓楼・南陽楼に、真夜中にだけ開くという不思議な小道具屋があった。そこで扱われているのは、夜の花街を妖しく彩る妓女たちの仕事道具。店を切り盛りしている店守の珠葵(シュキ)は、仕事の丁寧さと困り事の相談にも乗ってくれる気安さから、妓女たちから頼りにされていた。ただしそれは彼女の〝表〟の顔。珠葵には、人ならざるモノの調査処罰を行う専門部署・御史台更夜部の依頼を受けるという〝裏〟の顔があって――
アルファポリス第8回キャラ文芸大賞「お仕事・お店賞」受賞作品の待望の書籍化!