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アルファポリス文庫

鬼の御宿の嫁入り狐

著:梅野小吹

紙版

内容紹介

鬼の一族が棲まう「繊月の里」には、三つの尾を持つ妖狐の少女が鬼に交じって暮らしている。彼女――縁は、幼い頃、腹部に火傷を負って倒れていたところを旅籠屋の次男・琥珀に助けられ、彼が縁を「自分の嫁にする」と宣言したことがきっかけで、鬼の一家と共に暮らすようになった。優しくにぎやかな一家に愛されてすくすくと育った縁だったが、成長するにつれ、琥珀や家族との種族差に疎外感を覚えていく。そんな憂いを抱えていたある日、縁の前に彼女のことを「花嫁」と呼ぶ美しい妖狐の青年が現れて……? 傷を抱えた妖狐の少女×寡黙で心優しい鬼の少年の本格あやかし恋愛ファンタジー!

著者略歴

著:梅野小吹
うめのこぶき、略してうめこぶ。熊本県人吉市出身。2019年より小説を書き始め、2022年、『右から二番目の夏』(KADOKAWA)で出版デビュー。梅昆布茶は飲めない。

ISBN:9784434326288
出版社:アルファポリス
判型:文庫
ページ数:368ページ
定価:660円(本体)
発行年月日:2023年09月
発売日:2023年10月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ