出版書誌データベース

システムの構想から設計に至るまで幅広く使用できる一貫したSysML/UMLツールボックスを紹介する。それによって詳細で表現力の高いモデルに結果を保持することができる。モデリング言語はSysMLおよびUMLを用い、それらの言語仕様そのものはもとより、両者の共通点と違いについても学ぶ。ここで述べるツールはいずれもSysMLとUMLのどちらにも対応するものである。そして、私はそのツールボックスにSYSMODという名前を付けた。本書で記載している内容は下記の通りである。
●システムの構想から設計までのシステム開発のためのツールボックス（SYSMOD）
●各ツールがそれぞれのアプローチへと組み立てられるようにまとめられた概要
●SysMLとUMLの解説
●システムエンジニアリングの紹介
●傍注。例えば、バリエーション管理、シミュレーション、テスト、モデリングパターンなど

第1章　イントロダクション
第2章　実践的なSYSMODのアプローチ
第3章　UML統一モデリング言語
第4章　SysMLシステムモデリング言語
第5章　システムエンジニアリングのプロファイルSYSMOD
用語集
参照文献

著：ティム・ワイルキエンス
ティム・ワイルキエンス（Tim Weilkiens）はドイツのコンサルタント会社oose Innovative Informatik GmbHのコンサルタント兼トレーナーである。彼はOMGのSysMLとUMLに関するワーキンググループの中核メンバーとして、SysML仕様を書いている。

訳：今関　剛
株式会社イマテック代表取締役