出版書誌データベース

癒しの絵本作家、葉祥明（よう・しょうめい）の画業50年の作品世界と心の軌跡を辿る。
葉祥明自身の監修のもと、ムック型・A４変型判の80ページにわたる美しいカラーの作品紹介と、葉祥明その人の魅力溢れるインタビューや半生の年譜等を収録。全160ページ。
メルヘン作家の顔の奥に隠された、深い思索家としての本質が、三浦正雄・上田敦子・でくのぼう出版編集室によって新しく紹介される。
一般・著名人の区別なく葉作品を愛する人たちからのアンケートや、北鎌倉 葉祥明美術館来訪者の感想ノートから選んだ心温まるメッセージ、同美術館監修の原画展・著作リストまでを収録した永久保存版。
コロナ禍や災害、戦争など、様々な社会不安を通じて人々が本当の幸せを求める今、そのこたえを心の深いところから優しく導いてくれる、幸せへの道案内人、葉祥明の世界。

・「僕にとって描くということ」　葉祥明
■魂のふるさと―作品世界
・葉祥明の世界―七つの視点
　Ⅰ〈癒し〉動物たちのメッセージ／Ⅱ〈環境〉地球の歌／Ⅲ〈智慧〉未来への伝言／Ⅳ〈霊性〉生命の輝き／Ⅴ〈愛〉母性　愛のエネルギー／Ⅵ〈平和〉戦争と核をめぐって／Ⅶ〈文学〉詩魂のふるさと
・二つの美術館
・画業五十年を迎えて　葉祥明
■永遠の旅―人と作品
・インタビュー「スピリチュアルブルー　葉祥明の世界」
・葉祥明の軌跡―葉祥明自身の言葉を中心とした半生の年譜
・わたしの葉祥明―アンケート
・わたしの葉祥明観
・原画展／著作（書籍）一覧

監：葉祥明
葉 祥明　絵本作家、画家、詩人。1946年生まれ。広々とした草原と透明感あふれる青空に、家や木、人や動物などが点在している風景が特徴。1973年創作絵本『ぼくの べんちに しろいとり』でデビュー。日本のほか、イギリス、フランス、スウェーデン等、海外でも出版。1990年『風とひょう』（ウオカーズ・カンパニー）でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞、1996年『イルカの星』（佼成出版社）でけんぶち絵本の里大賞受賞。鎌倉市に「北鎌倉 葉祥明美術館」、熊本県南阿蘇村に「葉祥明阿蘇高原絵本美術館」がある。著作に『地雷ではなく花をください』『イルカの星』『おなかの赤ちゃんとお話ししようよ』など多数。