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「古代氏族の研究」シリーズの最終刊。少彦名神の後裔とされる鴨（加茂）氏、忌部、服部、三野、鳥取、三島、玉造、鏡作、弓削などの同族の中小諸氏を取り上げ、出自やゆかりの人物、神社、苗字などを解説する。

上賀茂・下鴨両社の祭祀／鴨県主と祝部氏／三野前国造など分岐と活動／忌部氏と諸国の忌部／玉造氏と鏡作氏／弓削氏と同族諸氏／三嶋県主と鳥取氏／伊豆国造と服部氏／思金神の後裔氏族

著：宝賀 寿男
昭和21年（1946）生まれ。東大法卒。大蔵省を経て弁護士。早くから古代史・古代氏族の研究に取り組み、日本家系図学会会長、日本家系研究協議会会長など。古代氏族研究の第一人者。青垣出版の「古代氏族の研究」シリーズは18作目。他に『古代氏族系譜集成』（古代氏族研究会）、『巨大古墳と古代王統譜』（青垣出版）、『「神武東征」の原像』（青垣出版）、『神功皇后と天日矛の伝承』（法令出版）、『豊臣秀吉の系図学』（桃山堂）など。