身近なモノやサービスから学ぶ「情報」教室③
コンピュータとプログラミング
編:土屋 誠司
著:芋野 美紗子
内容紹介
「AI人材」や「高度IT人材」を目指す人のみならず、今やコンピュータサイエンスやデジタル技術に関する知識は〈これから〉の時代を生きていくすべての人に必要なものになりました。
学校教育の現場では「GIGAスクール構想」のもと1人1台タブレット端末が配布され、小学生のときからデジタル教材やプログラミングに触れる機会が増え、この動きは中学校にも拡大しています。高校では「情報Ⅰ」の新科目が必修となり、2025年から大学入学共通テストへの導入が決まりました。
新しい時代へのパスポートとなるこの全5巻のシリーズは、日常生活の中で見聞きする話題から始まり、まるで紙面上で実際に授業を受けているような感覚が味わえる、読みやすくて楽しい入門書です。
シリーズ第3巻は、デジタルデータやコンピュータのしくみから演算処理の流れ、プログラミングにおける基本構文や初歩的なコードの書き方などについて学びます。
【シリーズの特長】
◆親しみやすい話題から始まる
各章のテーマに関する〈身近なモノやサービス〉の事例やエピソードを紹介。
◆高校で学ぶ「情報」の学習範囲に準拠
2022年度開始の新科目「情報Ⅰ」、2023年度開始の「情報Ⅱ」をフォロー。
◆理解を助ける豊富な写真や図表
イメージしにくい概念や考え方をビジュアル面から補足。
◆学生から社会人まで役立つ
中高生からの独習~社会人の学びなおし(リスキリング)ニーズに対応。「ITパスポート」「基本情報技術者」試験の受験者や「情報」教科担当職員の事前学習用に最適。
目次
Chapter 1 情報のデジタル化
1-1 N進数
1-2 コンピュータと2進数
1-3 いろいろなデジタルデータ
Chapter 2 コンピュータのしくみと構成
2-1 コンピュータの5大装置
2-2 ハードウェアとソフトウェア
2-3 オペレーティングシステム(OS)
Chapter 3 コンピュータによる演算
3-1 2進数による演算と誤差
3-2 論理演算
3-3 論理回路
Chapter 4 プログラミング
4-1 コンピュータとプログラム
4-2 プログラミング言語
4-3 プログラムの考え方
Chapter 5 変数とデータ構造
5-1 変数
5-2 変数の型
5-3 データ構造
Chapter 6 演算子
6-1 算術演算子
6-2 代入演算子
6-3 比較演算子
6-4 論理演算子
6-5 演算子の優先度
Chapter 7 繰り返し
7-1 反復処理
7-2 反復と配列
7-3 入れ子構造の反復
Chapter 8 分岐条件
8-1 分岐処理
8-2 入れ子構造の分岐処理
8-3 論理演算と条件式
Chapter 9 関数
9-1 プログラムにおける関数
9-2 関数定義と関数呼び出し
Chapter 10 プログラムを作る
10-1 プログラムに落とし込む
10-2 プログラミング言語と開発環境
ISBN:9784422400839
。出版社:創元社
。判型:A5
。ページ数:184ページ
。定価:2500円(本体)
。発行年月日:2023年07月
。発売日:2023年07月27日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UD。