好評の『Excel財務モデリングの教科書』第Ⅰ巻に続き、待望の第Ⅱ巻が登場!
本のサイズが第1巻より大きく、2色刷りになり、Excelのキャプチャ画面が見やすく。
第Ⅱ巻のテーマは、「財務三表モデルを組む実践編」。
第Ⅰ巻で提示した財務モデリングのベスト・プラクティス(=「お作法」)を前提に、
限られた時間でも、必要最小限の構成で
”Quick and Dirty”(簡易かつ迅速)な財務モデルを構築するスキルが身に着きます。
本書では、
架空の事業会社(高級輸入車ディーラー)を題材に、
実際のExcelファイル(無料ダウンロードできます)を見ながら、
将来事業計画に基づく財務三表モデルを構築していきます。
Excelファイルを開き、自分で数式を入力し、リンクを確認し、
モデルの動きを確かめながら読み進めることで、「単なる理解」が「実際に使えるスキル」に変わります。
実務で効果的に機能する財務モデルの要件は、3つ。
単に「数値を積み上げた表」ではなく、意思決定に直結するツールとしての柔軟性を兼ね備えることが財務モデリングの本質です。
① わかりやすさ
どこに入力すればどこに出力されるかが一目でわかり、シミュレーションをしたい読み手が直感的に理解でき、そして担当者変更にも対応できること。
② 作りやすさ
実務では、作業を開始した後になっての前提条件の変更要請は日常茶飯事。
新しいデータが追加されても、KPIが変更されても対応可能な設計を要します。
③ 頑丈さ
誤りを防ぎ、発見しやすい構造を備えること。数式や参照の誤りを発見しやすい仕組みを持ち、意思決定に影響する要素に絞ることで複雑すぎる構造を避け、
明確な計算構造を持つことでレビューや引継ぎの効率を向上させます。
【執筆者紹介】
服部 浩弥(はっとり ひろみ)
公認会計士。慶応義塾大学卒業後、新日本有限責任監査法人国際部に7年所属、主に会計監査を行う。その後シティグループ証券投資銀行部門M&Aグループに移籍し、M&A案件のExecution業務に3年間従事。KPMG FASに移籍し、引き続きM&A案件にかかるフィナンシャル・アドバイザリー業務に3年間従事し、2012年よりKPMG LLPニューヨーク本社に出向し、M&A案件における評価価値分析業務に2年間従事。大手総合商社の社内M&Aアドバイザリー部署に出向し、クロスボーダー及び国内におけるM&A・JV組成案件にかかるアドバイザリー業務を担う。その後ベンチャー企業WARCに取締役として参画し、組織の起ち上げに従事。2020年合同会社丸の内プレップを設立。財務モデリングを中心とする各種研修を手掛ける。