Ⅰ 理論編
第1章 生涯にわたるアタッチメント (遠藤利彦)
1.はじめに
2.アタッチメントとは何か
3.アタッチメントがもたらす発達的帰結
4.アタッチメントの個人差とそれを分けるもの
5.生涯発達的視座から見るアタッチメント――各発達期における研究の動向
6.アタッチメントの時間的連続性と世代間伝達
7.アタッチメント理論の臨床回帰
8.アタッチメント障害とそれが予示するもの
9.むすびとして
第2章 乳幼児期のアタッチメント
Part 1 アタッチメント発達の予兆――妊娠期における親の子ども表象 (本島優子)
1.はじめに
2.妊娠期における親の子ども表象の発達
3.妊娠期における親の子ども表象の測定――WMCI
4.妊娠期における親の子ども表象と出産後の親子関係
5.まとめ
Part 2 乳幼児期のアタッチメントとその後の心理社会的発達 (篠原郁子)
1.はじめに
2.乳幼児期のアタッチメントと認知的能力の発達
3.乳幼児期のアタッチメントと社会情緒的発達
4.むすび
第3章 児童期から成人期のアタッチメント (中尾達馬)
1.児童期から成人期のアタッチメントの発達
2.乳幼児期からの連続性と変化可能性
3.児童期における連続性と変化
4.青年期における連続性と変化
5.成人期における連続性と変化
6.おわりに
●コラム1 児童期以降の臨床的問題とアタッチメント (工藤晋平)
Ⅱ アタッチメントのアセスメント
第4章 観察法
Part 1 ストレンジ・シチュエーション法 (梅村比丘)
1.SSPのできた背景
2.観察場面の構成
3.SSPを実施する際の注意点
4.評価法の概要
5.SSPの妥当性
6.評価資格を得るための訓練課程
7.日本の乳児のSSPにおける特徴
8.おわりに
Part 2 アタッチメントQソート法 (数井みゆき)
1.観察方法
2.AQSの実施
3.安定性得点の計算
4.AQS項目の応用
第5章 面接法――成人アタッチメント面接 (上野永子・北川 恵)
1.はじめに
2.AAIとは
3.AAIで「語り方」に注目する意義
4.AAIの臨床への応用
5.おわりに
第6章 質問紙法 (中尾達馬)
1.成人期
2.児童期
3.臨床への応用および利用上の注意点
4.おわりに
●コラム2 養育者の敏感性についてのアセスメント (福田佳織)
●コラム3 子どものネガティブ感情への対応を測定する尺度 (安藤智子)
Ⅲ 臨床実践におけるアタッチメントの理解(評価)と支援
第7章 アタッチメントに基づく親子関係の理解と支援
――COSプログラムと「安心感の輪」子育てプログラムにおけるアセスメントと実践 (北川 恵)
1.はじめに
2.COSプログラムと「安心感の輪」子育てプログラムの概要
3.効果研究のためのアセスメント
4.COSプログラムの介入前アセスメント
5.支援者自身のアタッチメントの自己体験的理解の有用性
6.おわりに
第8章 社会的養護における関係支援 (德山美知代)
1.社会的養護における関係支援の必要性
2.アタッチメントに焦点を当てた介入方法
3.介入の効果
4.まとめ
●コラム4 児童養護施設のケアワーカーに対する「安心感の輪」子育てプログラムの実践 (久保樹里)
●コラム5 家族再統合支援におけるアタッチメントの視点の有効性 (宮口智恵・河合克子)
第9章 自閉症を抱える子どもと親の関係支援 (久保信代)
1.自閉症スペクトラム児と養育者への関係支援の必要性
2.実践
3.効果研究のためのアセスメント方法
4.アタッチメント視点の臨床的支援の有効性
5.おわりに
第10章 司法における介入 (工藤晋平)
1.はじめに
2.フレームワーク
3.支援の実際
4.おわりに
第11章 アタッチメントの観点から見たDVとアルコール・薬物依存症 (森田展彰)
1.はじめに
2.ドメスティック・バイオレンス(DV)
3.アルコール・薬物依存症