レクチャー 第一次世界大戦を考える
戦争のるつぼ
第一次世界大戦とアメリカニズム
著:中野 耕太郎
紙版
内容紹介
アメリカの「正義の戦争」の論理と実像とは
目次
はじめに 第一次世界大戦とアメリカニズム
第1章 アメリカ参戦のコンテクスト
1 対岸の戦火
2 革新主義と国民国家
3 戦備運動の台頭
4 革新主義の攻防 二つの国際主義
5 ウィルソンの登場
6 中立の意味
7 参戦へ モンロー・ドクトリンの転回
8 「勝利なき平和」被治者の合意原則
第2章「被治者の合意」と総力戦
1 民意と動員
2 動員のしくみ 国防会議の活動
3 世論と戦争 戦時広報委員会
4 徴兵制の実態
第2章 アメリカ化の戦争 移民と総力戦
1 第一次大戦と移民のアメリカ化
2 移民の戦争
3 戦争政策としてのアメリカ化
4 軍隊とアメリカ化
第4章 総力戦と人種問題
1 黒人指導者の戦争観
2 アメリカ軍と黒人
3 国家と人種
4 人種問題の封じ込め
5 黒人遠征軍
6「るつぼ」の現実 分離すれども平等