良い占領?
第二次大戦後の日独で米兵は何をしたか
著:スーザン・L・カラザース
訳:小滝 陽
紙版
内容紹介
征服者たちの素顔
戦後のアメリカは、日本とドイツで行った自らの統治政策を「良い占領」のモデルとみなし、イラク占領等を正当化する材料として長く利用してきた。だが勝者による征服は、本当に「平和」と「正義」の実現を意味していたのか。兵士たちが残した手紙や日記を辿り、性・階級・人種をめぐる軍政下の実像に迫る労作。
目次
序 論 「占領」という不快な言葉
第1章 占領準備
第2章 征服の日々
第3章 アジアでの勝利を演出する
第4章 兵士と性
第5章 根こそぎにされた人、不機嫌な人
第6章 低下する士気、動員解除を望む声
第7章 「タダ」でほしがる兵士たち
第8章 家庭的な占領
結 論 良い占領?
ISBN:9784409510810
。出版社:人文書院
。判型:4-6
。ページ数:496ページ
。定価:4000円(本体)
。発行年月日:2019年09月
。発売日:2019年09月26日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS。