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平和憲法とともに

「憲法学者としての良心と理性、キリスト者・市民としての責任」に生きた人

著:深瀬 忠一

紙版

著者略歴

著:深瀬 忠一
深瀬忠一(ふかせ・ただかず、1927-2015)は、陸軍幼年学校、陸軍士官学校をへて東大に学んだ。敗戦による旧来の価値の崩壊を通してキリスト教信仰と出会い、憲法学を志すようになった。

北海道大学法学部で長く憲法学を講じ、画期的な平和的生存権の理論を構築するとともに、恵庭訴訟・長沼訴訟などの憲法裁判に研究者として深く関与、また北海道キリスト者平和の会を支えるなど、理論と実践の両面で平和憲法の定着のために生涯を捧げた。

本書は、深瀬没後4年有余を経て、その衣鉢を継ぐ者たちが、憲法学、憲法訴訟、平和運動、信仰生活など多方面から彼の歩みを振り返り、平和憲法が危機にある今日、人々が平和に生きる権利を守るための新たな取り組みに向けて、力強いメッセージを紡ぎ出そうとする論集である。

ISBN:9784400407485
出版社:新教出版社
判型:4-6
ページ数:353ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2020年02月
発売日:2020年02月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LND