出版社を探す

祥伝社新書

幻の戦争マンガ

著:矢口高雄
著:バロン吉元 ほか

紙版

内容紹介

マンガ家たちは、戦争の何を描いたのか
本書は、1970年代と2000年代に発表され、埋もれていた戦争マンガの作品集である。
具体的には、矢口高雄のデビューまもない頃の「燃えよ番外兵」(原作・小池一夫)、
バロン吉元の初期の傑作「黒い隼」など、5作品。いずれも太平洋戦争を扱っている。
ウクライナにおいて戦争が進行中の今こそ、戦争とは何か、
戦争は人間や社会にどのような影響をもたらすのか、を考えるべきではないだろうか。
そして、もし自分が戦争に巻き込まれたらどうなるか――。
そんな緊張感を持って読んでほしい。
『我が国はもう戦争なんてするはずがない』と思い込んでいるかもしれないが、いつ何がどうなるか、
先のことはわからない」(里中満智子「解説」)のだから。

目次

「黒い隼」 バロン吉元
「銃後(15)の春」 木村直巳
「燃えよ番外兵」 矢口高雄・作画、小池一夫・原作
「かわいそうなゾウ」 北川玲子
「初恋の桜」 川島れいこ
解説 里中満智子
作品初出

ISBN:9784396116637
出版社:祥伝社
判型:新書
ページ数:528ページ
定価:1350円(本体)
発行年月日:2022年09月
発売日:2022年09月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA